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前半/評価されない現政権(会社の上司)

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仕事に通ずる時事ネタ
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  • 仕事に通じるわかりやすい例になると思うので、コラムカテゴリを新設してみました。
    このブログを書いている前日から、現政権の支持率が20%台に突入していると言うアンケート結果が新聞各社から出始めています。

    前回の自民→民主への政権交代の際の麻生さんの支持率(10%台)からするとまだまだ高い水準ですが、20%といえば、かなりの低水準です。

    もし、会社の社長がこの支持率で役員会や株主総会に挑めば、ほぼ間違いなく社長交代。
    しかも、会長職にはつけずに追い出されるか、よくても相談役の端っこに追いやられる割合でしょう。

    会社の役職月上司だとしても同様。
    あなたが勤めている部署の部長さんや課長さんが、実は部内スタッフの20%くらいの人からしか支持されていないと評価されてしまったら、かなりの確立で人事異動です。
    良くて、何らかのマネジメント研修的なものを受けさせるとかでしょうが、それでも改善が見込めない場合、やはり人事異動でしょうね。

    現政権がこうなってしまった理由はもはや明確なのですが、最重要項目であったコロナ対策の結果においてのみ見ると、世界的に見れば成果を挙げています。

    5月30日(16時20分)時点の新型コロナ最新情報はこちら
    感染者:16,851人
    死亡者:891人
    ※ヤフートップページ掲載の子音方コロナ最新情報より引用

    ちなみに世界的に見るとこう。

    *
    外務省HPより(5月30日時点)

    圧倒的に日本が少ないことがよくわかります。
    しかも、個人の人権や行動の制限については命令ではなく要請(お願い)ベースでこの結果を出しました。
    PCR検査数が圧倒的に低いので、日本の実態としてはもっと感染者数が多いのでしょうが、死亡者数で見ても低いため、日本政府がどこかの赤色の国がやっているであろう隠蔽以上に巧妙に数字隠しをしていない限り、やはり日本の感染者数は低いのでしょう。あくまで推論ですが・・・。

    そして、この数値だけ見れば、日本の新型コロナ対策は大成功と言えます。
    強いリーダーシップをとって対応にあたり、支持率を急速に上げ、今世界でもてはやされている国よりも、はるかに優秀な結果となっています。
    また、信頼できるか怪しくなってしまった組織「WHO」からもお褒めの言葉をいただいています。

    しかし!現政権の支持率は圧倒的に落下。
    しかも、国民の方は不満と不安の中にあり、世界のメジャーメディアでは日本の現状を奇跡と評価する一方で、
    「政府の対応がまずいのに・・・」と言うような文言を使って報道しています。

    世界的に見ても、WHOは褒めてくれたがその他はあまり褒めてくれていません。
    どちらかと言うと、日本人の国民性や生活習慣の面や、BCGの接種、ウィルスの型など政府の対応以外の要素が感染拡大防止につながったと評価されています。

    徹底して評価されない悲しい日本政府。
    これは何故か?

    大きく分けて日本国内において、支持率が下がっている理由は2つあると考えます。

    1つは言われるまでもなくこの結果以上に現政権のやってることに対する失点が多すぎることで、
    ただでさえ薄らいでいた信頼感が一気に失われたこと。

    もう1つは、地方のリーダー(都道府県知事)の良い動きが目立った為、相対的に政権の動きが悪すぎるように見えた。(実際良くは無いので余計に悪目立ちしました)

    それぞれ例を挙げるとこんな感じ。

      政権側の多すぎる失点

    • 届かないマスク
    • 届かない給付金
    • 二転三転する対応策
    • だれそれの手柄~的な話が漏れ聞こえてくる
    • 受けられないPCR検査
    • 保障の無い休業要請
    • 申請まで中々いきつけない企業補償(返済期限付き)
    • 遅くて複雑な事務手続き
    • 稚拙な言い訳
    • 官僚とのアヤシイ関係
    • 国民感情を逆なでする首相の行動と発言
    • タイミングの悪い閣僚、議員、官僚の問題行動
    • 常に後追い対応
    • 言ってることとやってることに大きな差がある
    • 首相のいかにも「原稿読んでます」記者会見

    数えあげればキリがありません。

    ただし、(主に)首相の発言について「嘘つき!」と批判されている方も多くおられますが、明確で客観的な証拠が出揃わないので、問題になった各々の件でこの政権が本当に「嘘つき」なのかについてはあえれ触れず、ここからも省きます。

      都道府県知事の良い動き

      • 独自のモデルを国よりも先に決定、発表
      • 市民に寄り添った言動
      • 比較的迅速な地方独自の緊急事態宣言発令
      • 細かい情報発信

    今回の都道府県知事の活躍は大きいものがありました。
    中には「●●寝てろ」ツイートされたり、他府県の知事に対してイチャモンをつけるような輩知事もいましたが、
    特に若い知事や非官僚出身知事の行動の迅速さと活躍が大きいように思えました。

    中には将来の首相候補に名前を挙げられるほどの活躍をされた方もおられましたね。

    まぁ、国と地方との役割や現行法を考えたとき、こう言う役割分担にならざるをえないところはあるので、
    比較するのは若干可愛そうな気もしますが・・・それを踏まえて行動するのが一国の首脳陣と言うものでしょう。

    この状態からの挽回は、薄っぺらい言葉や遅々とした対応ではなく、
    国民が何かしら実感できる施策をどれだけのスピード感をもって実施していくか?
    どれほどの覚悟を持って望んでいるのかと言う姿勢をどれだけ国民に理解してもらえるか?
    が鍵となります。

    現状の政権・・・と言うより今の国会議員(与野党含めて)にはほとんどない実務対応能力なので期待は全くしておりませんが、
    対応が遅れたり、できなかったとしても、その原因をしっかりと把握し、説明し、理解を求めることで
    多少の失点があったとしても、政権への評価は変わるでしょうね。

    また、遅れてしまった、できなかった原因と改善案についての議論をする方向へ進んでいくことでしょう。

    会社でも同じ。
    「この人はもう変わらないな。さっさと会社辞めてくれないかな」と部下や同僚に思われた時点からの挽回は相当難しいです。
    また、隣にそこそこ優秀な同僚や後輩がいたならば、比較され、評価は下がる一方です。

    逆に、行動を変え、仕事の仕方を変え、言動を変えていけば、
    多少結果が伴ってしまったとしても、「あいつ変わったよね。もうちょっと様子見てあげようか」と
    周りの評価も変わっていくはずです・・・。

    国のことを批判しているだけでは何もなら無いので、ダメダメな行動の何がダメなのかを
    理解し、自分の糧にしてみましょう・・・と、一気に話を身近なところに変えたところで今回は終了。

    政治非難はこのブログの趣旨ではないので、
    では、政権はどうすればこんなに支持されない状態になることはなかったのか?と言うことについて、
    次の話で書いていきます。

    実際の仕事現場でも多く見られることですので、「ひとごと」と思わず自分の糧にしてください。