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若いうちに努力・苦労をしておかないと、歳をとってから苦労する理由

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ストイックなお話
  • コラム

  • 現代の日本は、様々な生き方を選べる時代です。
    家庭環境や周辺環境は人によって全く異なり、いわゆる人生「イージーモード」の人もいれば「ハードモード」の人もいます。

    ですので、自分の環境が恵まれており、別に苦労する必要も無い人や苦労しなくても良い人は自分の好きなように生きればよいと思います。

    それはその人の勝手ですし、自由です。
    ただ、私はどんな環境にあったとしても、「苦労」とか「努力」とかは若いうちにしておいた方がよいと考えています。

    それは何故か?
    答えは簡単。若いうちに苦労を知っておかないと、歳をとってからはじめて苦労を経験した時に、致命的に対処できなくなるからです。

    有名な故事にこうあります。

    『若い時の苦労は買ってでもせよ』

    意味はご存知の通り。
    若い頃の苦労は自分を鍛えることになり、必ず自分自身の成長に繋がっていく。
    逆に、苦労を経験せず楽に生きていこうとすれば、将来自分のためにはならない・・・と言うような意味です。

    まさにこの故事の通りです。

    さて、それではなぜ、
    「若いうちに苦労を知っておかないと、歳をとってからはじめて苦労を経験した時に、致命的に対処できなくなる」
    のでしょうか?

    説明していきましょう・

    人間と言う生き物は、生きていく中で自分自身に経験を蓄積していき、その経験で得た知識や教訓を基にして色々な判断を下していきます。
    そして、その判断の基準は歳をとればとるほど固定化され、新しい価値観や基準を取り入れて物事を判断することができなくなっていきます。

    このため、若い内に苦労や努力をしていない、甘い環境でばかり過ごしてきた人は、歳をとってからいざ大変な環境に放り込まれた時に対応が出来なくなり、一気に転がり落ちてしまうことがよくあります。

    さらに、転がり落ちた環境からどうすれば這い上がるのか?少しでも良い環境に行くためにはどうすればよいのか?
    と言うことを考えることもしてこなかったため、転がり落ちた先でもなお変化を受け入れられず、すぐに仕事をやめたり、これまでの生活を維持するために借金したり、安易に生活保護を受けたりと言った、
    「今楽な道」を選択する人が多くいます。

    しかし、苦労を多く経験し、努力を重ね、全てを自分の糧に変えてきた人間であれば、いざ大変な環境に放り込まれた時でも、それなり以上に対応して困難を乗り越えることが出来る可能性が高くなります。
    もしその時に対応を誤って失敗したとしても、次にどう行動するか?などを考えることだと思います。

    つまり「苦労や努力の差」によって「自力」の差が物凄くつくわけですね。

    「苦労する」だけでは無意味。「経験」として蓄積することが大事。

    ただ「苦労した」と言う経験だけが頭に残り、「あの時は大変だった~」程度のことしか思い出せないようでは、せっかくの努力や苦労も水の泡です。
    まぁ、肝の据わり方や自分の自信に大きな差が出るので、「全くの無駄」と言うわけではないのですが・・・。

    『「苦労する」だけでは無意味。「経験」として蓄積すること』
    これが一番大事。

    「あの時苦労した時には●●が問題になっていたから、●●に取り組んだ。
    すると、●●が良くなって、困難を乗り越えることが出来た」
    など、苦労や努力を経験した時のことを具体的に、詳細に覚えておくことです。

    そうすれば、同じようなことが起きた時にも対処しやすくなりますし、応用がきくようになります。
    また、努力や苦労を通して問題解決をする力を養っていけば、全く別の問題が起きた時も対応できるようになっていきます。

    「若いうち」の苦労や努力が必要なのか?

    人間と言う生き物は、生きていく中で自分自身に経験を蓄積していき、その経験で得た知識や教訓を基にして色々な判断を下していきます。
    そして、その判断の基準は歳をとればとるほど固定化され、新しい価値観や基準を取り入れて物事を判断することができなくなっていきます。

    と書きました。
    重要なことなのでもう一度書いておきます。

    これはつまり、歳をとればとるほど新しいチャレンジに踏み出すことができる可能性が少なくなっていくということです。
    また、チャレンジできたとしても、若い頃より体力も頭も落ちていますから、チャレンジできる内容にも限界が出てきます。

    若いうちは誰であろうと人生の経験値が少ないもの。
    ですが、歳を重ねる前より身体も頭も動きますし、吸収も早いものです。

    さらに、若いうちの失敗は取り返せるし、取り返しやすいです。
    歳を重ねてからの失敗は、致命的に取り返せないことが増えていきます。

    だから、出来る失敗は若い内にしておき、歳をとり、頭も身体も鈍くなって来た時にその経験を活かして生き残るために、様々なことでの経験値を積み重ねておくわけです。

    その経験は、積み重ねれば積み重ねるほど、これから訪れる困難からあなたを必ず守ってくれることでしょう。

    余談ですが・・・。

    この記事を書いているのは2020年5月15日。
    新型コロナウィルスの猛威にさらされ、第二波の到来やその後に訪れる社会変化、大不況と言った不安要素を山ほど抱えた状態になっています。

    日本国内においては緊急事態宣言が国内多くの地域で解除されはしたものの、既に多くの人が職をなくし、従業員数百名規模の企業でさえ倒産。大企業の営業利益は数十%単位で激減。
    中小零細経営者はほとんど国からの援助が期待できない中、廃業と背中合わせの中で生き残る道を模索しています。

    そしてこのような状況が、日本だけではなく、世界中で起こっており、景気指数も世界規模で減退しています。

    今、個人レベルではなく、世界レベルで時代が変わろうとしています。

    こう言うときに「自力」が試されます。
    私自身、経営している会社はまだ「廃業」するレベルでは全く無いのですが、月商は約20%ほどダウン。
    日に日に短日の売上が落ちています。

    正直な話、利益率が良い商売とは言えないので、現段階で少額ながら、赤字状態に転落しました。

    ただ、昨年の消費税増税のタイミングでかなりのダメージがあり、その少し前から今後の展開や社会の変化に備るべく考えていたことがあったので、売上が少なくなったことで出来た空き時間を使って、次の時代に沿った方向へ舵をきるための準備を加速させています。

    また、その変化に失敗した時にどのくらいまで事業のレベルを縮小するか?従業員の雇用を守るか?
    どのような会社の形へ変化させるか?についても検討し、覚悟を決めています。

    それでもダメになり、廃業しなければならない状態になった場合も、従業員への通達やダメージを最低限にするためのシナリオはもちろん、その後のプランと身の振り方についても考え始めています。

    会社経営を始めて約10年。
    何度も経験してきた、「自力」が大きく試される状況です。

    あなたはどう考え、どう行動し、どのように生き残りますか?
    一人ひとりが急激に変化していく世界の中で、真剣に考える時がきています。